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お茶ぞっぺの

中島屋

あきる野の匠(たくみ)が作る和菓子には全てにストーリーがある

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昭和12年創業。現在の社長は2代目の石川和助氏。創業者である先代は八王子に修行に行った後、地元あきる野で開業。創業当初は飴屋だったが、時代の流れとともに和菓子へと切り替わった。店名の「お茶ぞっぺ」とはお茶の供を意味する西多摩弁だ。
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2代目社長の石川和助氏はいまだに現役で、今でも朝から和菓子の仕込みを行う。和助氏はアイディアマンで、中島屋の銘菓である「亀甲早最中」「紋ちゃんだんご」を次々と生み出した。
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お菓子には全てストーリーがあり、だんごもただの「だんご」ではない。地域歌舞伎である、二宮歌舞伎を始めたとされる古谷紋蔵さんの名前に由来して「紋ちゃんだんご」と名付けられている。昨今商品にはストーリーが必要だと言われているが、和助氏は60年も前からその重要性に気づいていたことに脱帽する。
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良質な北海道の国産大豆で作られる「亀甲早最中」は10月頃~5月頃までの限定商品で、心待ちにしているファンも多い人気の商品だ。中にはつぶあんがぎっしりと詰まっていて、甘味好きにはたまらない。
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石川和助氏は平成29年度にあきる野市から「和菓子造りの匠」に認定された。多くの人に和菓子で元気を届けたいとさらに意気込む。
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現在、3代目となられる予定の石川和人氏が一緒に和菓子作りを行っており、事業の承継を行い、お茶ぞっぺ中島屋をしっかりと担っていきたいと熱く語る。
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